30日、どこでも“映画館”つる平劇場、荒天のなか何とか無事打ち上げることができました。
映画とは無縁の会場で、急ごしらえの手配りチラシのみを武器にほとんど宣伝らしき宣伝もできぬままの興行で、会場を提供して頂いた名酒ギャラリーつる平様へのご迷惑を一番心配していましたが、とにかく無観客ゼロ!という記録?だけはしっかり達成することができました。
とはいえ、お一人様貸切状態が2度!はたしてご迷惑や否や!難しいところですが、にもかかわらず、つる平の奥様をはじめスタッフの皆さんが、この上映会を大変温かく見守り応援して頂きました。こうした“仮設の映画館”の可能性を感じる事にもなりました。特に記してお礼を申し上げます。
確かに渋い、曰く言い難い興行でした。一方で、終映後に期せずして拍手が起こること5回!という嬉しい事態を含め、涙目で思い出を語っていかれた方など、立ち去りがたい風情でそれぞれに感想を語っていかれたりと、酒壜に囲繞された空間の為せる業なのか、少なからず親しく優しい雰囲気に満ちる事しばしばでした。
8日間の合計で59人。なにしろお代は500円。製作費の回収どころか、家計の足を引っ張ってしまうというリアルな問題も孕んでのひと月でしたが、それでもまた若干の出会いもあり、やらないよりはやった方が良かった、否、むしろやって良かったと、終わった今心よりそう思っています。
そして、見ず知らずの人たちに、不特定多数の人たちに、こうして来場していただく事の、集まって頂く事の意味合いを、少しばかり考えさせられる時間にもなったようで、この試みの最初の現場としては、大変有意義だったと思っています。
なお、ご覧になったお客様の中からご自分の地域でもぜひ、というお声もいくつか頂き、そのうちの1件は早速来月5日、お客様お住いの地域の公民館で、というお話が決定しました。
北九州市一の繁華街、魚町銀天街の一隅に、ほんのひとときではありましたが非日常の時空が訪れ、そこに集った人々とともに、誰とは言わず届けられた忘れ物を、親しく懐かしむような想いに溢れた8日間でした。
28日に行われた、北九州市立視聴覚センターでの上映会では60名超の皆様が来場されました。というわけで小倉ではこの間、120名超の方たちが『小梅姐さん』と出会いました。
NHKFM「日本の民謡」は、つる平さんでの本番中ということもありリアルタイムで聞くことができず、再放送の7日を期したいと思います。早起きするか、夜を徹して待つか、悩まし過ぎる問題ではありますが。
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