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水谷八重子さんから 春一番


水谷八重子さんからのご案内です。
三月中に頂いていたのですが、掲載が遅れてしまいました。
相変わらずのご活躍!それはもう、ほんとうに素晴らしい!

 

やっと寒い冬から脱出のきざし、
お変わりなくお元気にお過ごしのことと、
お慶び申し上げます。 

春一番は、藤山直実さんの母の役、月の女神で、
「スーパー喜劇・かぐや姫」です。
三月は新橋演舞場で、目一杯の三十一日まで。
四月は大阪松竹座に移って五日~二十七日まで。 

五月には、また、歌で演じたくなりまして、
素晴らしいクラシックのホール、東京、銀座の王子ホールで
アコースティックライヴをいたします。
マイクなし!本当の生声を聞いて下さい。
サポートしてくれますのは気心の知れたバンドの面々。
今回は良くご存知のミュージカルの曲も。
クイーンのロック~シャンソンも欲張ってしまいます。
是非是非、応援にお出かけくださいませね。 

六月は三越劇場で「新派名作公演」松竹創業一二〇周年記念公演で、
私は「残菊物語」のおとくを演らせて頂きます。
どうか、神さま!と神頼みの心境ではございますが頑張って
見事に肺病を患い哀れに死んでご覧に入れます。
よろしく、よろしくお願い申し上げます。
八月にはレコードデビュー六〇周年で三十七年ぶりにアルバムを出します。
五〇年代の映画主題歌、ご期待くださいませね。 

ご健勝ご多幸をお祈り申し上げます。
水谷八重子

http://yaekomizutani.com/index.html
水谷八重子オフィシャルウェブサイト

 

八重子さん、最近の話題では、がんの再発を公表したなかにし礼さんの「なかにし礼と12人の女優たち」というCDアルバムに、そのお一人として参加、いいお仕事を続けられています。

百花繚乱! 珠玉の名作を彩る豪華女優陣の競演! 2015年に作詩家・作家生活50周年を迎える、なかにし礼。その多くの大ヒット曲や隠れた名曲の数々を、映画・舞台・ドラマ等を通じて縁のある12人の個性豊かな女優たちが表現力豊かに歌唱する画期的なアルバム。 

八重子さんは、「時には娼婦のように」(作詩・作曲:なかにし礼/黒沢年男 1977年)を歌われています。

 

 

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水谷八重子さん

先日お電話を頂いた。
ミズタニヤエコデス」と。

直接ご本人からお電話を頂くなど、考えてもいなかったのでいささか戸惑ってしまいましたが、紛れもなくあのお声です。

映画をご覧になった皆様には、あのハスキーで、低く深みのある八重子さんのナレーションを印象深くご記憶のことと思います。事実この作品は、八重子さんのナレーションを得てより高みへと駆け上ることができた、と思っています。

ナレーションのキャスティングについては紆余曲折がありました。
八重子さんへの依頼は、実は最後の最後、ダメもと承知でのお願いでした。

当時八重子さんは、ご自分の主演するお芝居を抱え、さらに、胸の違和感から3ヶ月の安静加療が必要になった池内淳子さん主演のお芝居の代役もお受けになったという大変な時期、文字通りダメもと覚悟の打診でした。
松竹のご担当者も「恐らく無理だろうが話は伝えます。期待せずに待っていて下さい」とのことでした。

そして、出演快諾!
まさか、という成り行きでした。

決め手は、やはり姐さん。
八重子さんのお母さんである先代水谷八重子さんは、姐さんと一歳違いの大の仲良し。
お芝居にも、姐さんのゲスト出演という形で共演されています。
(映画の中で、安井昌二さんへのインタビューのシーンで使っている舞台の写真はその一例です。)

そういうご縁で、姐さんの為なら、と快諾して頂きました。
嬉しかったですね。

収録は、東京テレビセンター
地元川崎町での完成披露試写会を二日後に控えての、まさしくギリギリの収録。
振り返ってみれば文字通り綱渡りの日々でしたが、それでも当日は、八重子さんのお人柄にもよるのでしょうか、さしたる緊張感もなく和気藹々とした雰囲気の中で終えることが出来ました。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、肝心のお電話の件。
来る11月、福岡・博多座でのご公演が決まったそうで、そのご案内を出そうとしたら一部住所がわからず、確認のために電話をしたのだそうです。

八重子さん自ら!
恐縮至極です。

そのご公演のご案内です。


 博多座11月新派特別公演   
「麦秋」「滝の白糸」2本揃い!

 小津安二郎×山田洋次×劇団新派
 山田洋次監督50周年 山田洋次 脚本・演出
 麦秋
 <小津安二郎の秀作「麦秋」を山田洋次が舞台用に脚本を書き下ろし自らが演出、そして
 劇団新派によって演じられるという、奇跡のコラボレーションによって、東京公演でも大評
 判を呼んだ作品が遂に博多座に登場です。>
 出演/水谷八重子、安井昌二、波野九里子、英太郎、ほか

 原作/泉鏡花 
 滝の白糸
 <新派屈指の人気狂言として幾度も上演を重ねてきた、泉鏡花原作の名舞台。劇中で披
 露される水芸も必見。美貌の太夫・滝の白糸の哀しくも美しい恋物語を新鮮なキャストでお      届けいたします。>
 出演/市川春猿、市川笑三郎、井上恭太、市川月の助

 期日:11月20日(火)~25日(日)
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映画ファン、特に小津監督ファンや山田洋次監督ファンには堪えられない、必見もののたいへん魅力的な番組ですネ。
安井昌二さんも来演されるようです。

九州の皆さん、この機会にぜひお運びを!

詳細は、以下へ
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スペシャルスタッフ

ナレーション及び音楽には、共に小梅と縁の深いお二人に依頼しました。小梅姐さんの為ならと、ご多忙中にも関わらず二つ返事で引き受けて頂きました。お二人の参加によって作品の質が深まったことは言うまでもありません。ここに記して、厚く感謝の意を捧げます。(敬称略)

ナレーション/水谷八重子

父は十四代守田勘弥、母は初代水谷八重子。16歳で新派初舞台。同年、ジャズ歌手としてもデビュー。以後、映画「青い山脈」、「座頭市物語」、「悪名」などに出演。「花の吉原百人斬り」でNHK最優秀助演女優賞を受賞。テレビでは「若い季節」などでお茶の間の人気者に。舞台では新派はもとより、東宝ミュージカルなど数多くの作品に出演。代表作に「佃の渡し」、「深川不動」、「滝の白糸」(新派)など。文化庁芸術選奨最優秀賞、菊田一夫演劇賞など数多く受賞。1995年二代目水谷八重子を襲名。朗読でも瀬戸内寂聴訳「源氏物語」のライブや、泉鏡花作「義血侠血」(CD)など。著書に「拝啓水谷八重子様」など。2001年に芸術祭賞優秀賞、紫綬褒章を受賞。

作曲・音楽アドバイザー/本條秀太郎

三味線演奏家・作曲家。1971年「俚奏楽」を発表。本條流を創流。1972年ドイツ・ミュンヘンオリンピック世界民族芸能祭への参加等、様々なジャンルの音楽・奏者と共演、国内外公演を行う。邦楽器を使用した作曲・演奏活動も行う一方、「端唄」の収集・演奏にも取り組んでいる。著書「本條秀太郎 三味線語り」(淡交社)。1983年松尾芸能賞「民族音楽優秀賞」、1985年・90年文化庁芸術祭音楽部門「芸術祭賞」、2004年文化庁「芸術選奨文部科学大臣賞」受賞。2007年平成19年春の紫綬褒章受章。

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