2010年01月31日

DVD発売、紹介記事⑨

朝日新聞1月29日付け生活面に、DVDパッケージの写真と共に紹介されました。

[引用開始]

民謡ブームの立役者小梅姐さんDVDに

「炭坑節」「黒田節」「おてもやん」などを全国に広めた福岡県川崎町出身の民謡歌手・赤坂小梅さん(1906~92)の足跡をたどった記録映画「小梅姐さん」(山本眸古監督、78分)がDVDになった。

戦前・戦後の大衆文化を音と映像で伝える貴重な1枚だ。
 小梅さんは芸者時代に美声を見いだされ、29年にレコードデビュー。戦後の民謡ブームの立役者に。映画は2006年の生誕100年を記念して地元有志が制作。07年5月の完成以来、地元をはじめ全国各地で上映され、同時代にラジオなどで歌声を聞いた高齢層に支持された。
 DVDは映画本編のほか、小倉での芸者時代を知る人物の証言映像や予告編などを収録。歌った民謡リスト付き小冊子も。以下略

[引用終了]

2010年01月28日

大浜音頭(碧南市)

姐さんのレコーディングした民謡がまた1曲見つかりました。

大浜音頭(作詞:河井醉茗 作曲:藤井清水) 碧南市

情報をご教示頂いたのは、今回もまた北九州SPレコードを聴く会を主宰する安部嘉郎さん。
「小倉旭券梅若の名で大浜音頭という曲がビクターから出ており、作詞:河井醉茗、作曲:藤井清水の新民謡、とりあえずお知らせを」というものでした。

ネットでの検索で、愛知県碧南市に同名の民謡があることを確認し、同市の観光協会に問合わせたところ、早速大変ご丁寧なお返事を頂きました。

レコード化された際の歌手まではわかりませんでしたが、作詞作曲者が同じなのでまず間違いないと考えてよさそうです。
お返事によると、現在では知ってる人もほとんどいないそうで、地元の一部の方が今でも踊ることがある、ということだそうです。

なお、そのいきさつについては、この音頭が唄い踊られていた大浜地区の散策の拠点で憩いの場でもある「まちかどサロン」という施設にあった展示物から、また「大浜音頭」の歌詞は、碧南市史料第53集からのものだそうです。


大浜音頭物語
「大浜地区は、漁業や海運の基地として古くから栄えたところ。近くの玉津浦や新須磨の海岸は、三河湾屈指の海水浴場としてにぎわいました。
『大浜音頭』は、こうした繁栄を背景に大正の初めころつくられたようです。当時の有名な詩人河井酔茗の作詞、藤井清水の作曲です。また島田豊が振り付けを行っています。昭和初期にはレコード化され、宴会などの場で歌われました。
『大浜音頭』は、みりん、三河木綿などの大浜の特産物、名所旧跡、歴史が詠みこまれたゆったりしたメロディーの民謡。戦争が激化するとともに歌われなくなり、戦後、市民が口ずさむことはすっかり少なくなってしまったようです。」

ちなみに、藤井清水の作曲年表によると、この曲が作曲されたのが昭和4年11月15日となっており、姐さんが清水と共にコロムビアに移籍し、赤坂小梅と名乗る昭和6年頃までの間に吹き込まれたものだと思われます。

ただ、この「大浜音頭物語」にあるように、大正の初めころに作られたようだ、ということであれば、元唄となるようなものがあったのかもしれません。いずれにしろ、以前このサイトで紹介した「ノーエ(農兵)節」(三島市)のいきさつのように、新民謡大浜音頭として結実していくまで、作詞作曲者の取材はもちろんレコード発売のキャンペーンなど、様々なドラマが展開されたことでしょう。

大浜音頭  作詞 河井醉茗 作曲 藤井清水

1)出船 入船 もやい船 此処は大浜 良い港
  ヨイサァ来て見よ 衣ヶ浦にヨー そらエンサカホイ
風は吹いてもトコセ波立たぬヨー ハーアサラリョーサラリョー サンサラリー

2)うわさァ 菊間藩 陣屋跡 由緒訪ねりゃ 鐘が鳴る
港橋から浜辺へ出ればあヨー そらエンサカホイ
町は広がるトコセ灯は続くヨー ハーアサラリョーサラリョー サンサラリー

3)音に聞えた 大浜味醂 それになすびのからし漬
三河木綿もお国の自慢 そらエンサカホイ
着せてやりたやトコセ織りあげてヨー ハーアサラリョーサラリョー サンサラリー

4)夏の海なら キスを釣り 秋の海なら ハゼ釣るー
行こか新須磨 名所の一つヨー そらエンサカホイ
拾って見たいよトコセ子安貝ヨー ハーアサラリョーサラリョー サンサラリー

5)月のほかには たれが見る 波のほかには たれが聞く
君と嬉しや 小舟の中でヨー そらエンサカホイ
晴れて月夜のトコセ玉津浦ヨー ハーアサラリョーサラリョー サンサラリー

6)好いたお方の どこに似たあー 歩く姿にちょいと似たー
松が笠ぁさす 権現崎ヨー そらエンサカホイ
雨は降らねどトコセ笠松がヨー ハーアサラリョーサラリョー サンサラリー

もちろん民謡リストに追加いたしました。

2010年01月23日

大分シネマ5 公開決定!

今春4月17日(土)より、久々の映画館公開が決定しました。

大分シネマ5
地方都市では見られなかったアート系の作品を公開する映画館としてすでに21年、「映画だけを味わい尽くせる場所」をめざすその姿勢を現在に保ち、映画という表現の自明性を担保してくれる数少ない映画館です。

そんなシネマ5での公開は、本作にとってもまた新たな栄光となりました。そして上映4日目の4月20日は、姐さんの生誕104年。誕生日に映画が公開されているのは初めてのことです。
上映の詳細については具体化次第お知らせ致します。

なお、姐さんがレコーディングした大分県の民謡は以下の通りです(本日現在)。
宇目の子守唄、大分音頭、大分流し、こつこつ節、下ノ江節、関の鯛釣り唄、鶴崎踊り(猿丸太夫)、豊後風景(吉四六さん音頭)、別府流し、別府まっちょる節、耶馬溪音頭、耶馬溪小唄、

2010年01月22日

DVD発売、紹介記事⑧

毎日新聞1月15日付福岡都市圏版に、写真2点(DVDパッケージ、姐さん)と共に、ドキュメンタリー映画:「炭坑節」などで一世風靡、「小梅姐さん」DVD完成との見出しで紹介されました。


[引用開始]

◇出身地住民有志ら製作

 「炭坑節」などの民謡で一世を風靡(ふうび)し、92年に85歳で亡くなった赤坂小梅さんのドキュメンタリー映画「小梅姐(ねえ)さん」のDVDが完成した。プロデューサーを務めた増永研一さんは「家庭で小梅節の神髄を一人でも多くの人に見てほしい」と話している。

 映画は小梅さんの生誕100年の06年、出身地の川崎町や近隣自治体の住民有志が「歌一筋の生きざまを後世に伝えよう」と製作上映委員会を結成。10月にクランクインし、翌07年5月に完成した。監督は福津市在住の山本眸古(ひこ)さん。

 炭鉱町で過ごした少女時代に始まり、地元の風景や親族、歌手の島倉千代子さん、舟木一夫さんらの証言などで構成。挿入曲の「黒田節」や「おてもやん」など15曲の一部はレコード会社に残されていた音源を使った。

 小梅さんは小倉市(現北九州市)で芸者をしていた29年、料亭で詩人の野口雨情らに認められて歌手デビュー。上京して2年後の33年に「ほんとにそうなら」が大ヒット。民謡を一般向きにアレンジした“小梅節”が人気を集め「会津磐梯山」など200曲を超す全国各地の民謡を吹き込み、81年に引退した。

 DVDのナレーションは女優、水谷八重子さん。特典映像は小倉時代の小梅さんと一緒に踊りを習っていた大分県宇佐市の宗カズヱさん(93)の証言。1枚4725円で販売する。問い合わせは、製作上映委員会の大西広幸さん(090・3600・6200)。【中原剛】

〔引用終了〕

2010年01月13日

DVD発売、紹介記事⑦

Weekly News 西の風09年12月18日付

東京都内西多摩地区の、青梅市、福生市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、檜原村をエリアとした地域新聞Weekly News 西の風に、「『御岳杣唄』の赤坂小梅の映画がDVDに」との見出しで、姐さんの写真入で大きく紹介されました。

[引用開始]

「御岳杣唄」(作詞・川合玉堂)を歌った歌手・赤坂小梅(1906~1992)のドキュメンタリー映画「小梅姐さん」がこのほどDVD化され、個人視聴が可能になった。
<中略>
深みのあるその歌声は、マリア・カラスやアマリア・ロドリゲスのようだと評されている。
映画は小梅の歌いのシーンを軸に、親族や関係者のインタビューなどを交えて構成されている。歌を愛し、歌に生きた彼女の生涯を描いた作品だ。
07年から全国50数ヶ所で自主上映され、1万5000人近くの人が観賞した。「DVDになればもう一度ぜひ見たい」という声も多く、要望に応える形でDVD化された。
プロデューサーの増永研一さんは「『御岳杣唄』を歌った小梅さんゆかりの地である西多摩の方々にぜひ作品を見て欲しい。映画を自主上映してくれる場所も探している」とPRしている。
<後略>

[引用終了]

2010年01月09日

DVD発売、紹介記事⑥

琉球新報1月5日付朝刊16面、エンタメ・趣味欄「芸能+プラスPLUS」に、「・・・県内では2008年に桜坂劇場で上映され、好評を博した。」と、ジャケット写真付きで紹介されました。

読売新聞東京本社発行1月8日付のエンタメ欄、映画・DVDのコーナーに紹介されました。

2010年01月07日

明けましておめでとうございます。

2010年、映画「小梅姐さん」は3年目に入りました。
今年からは上映にDVDの販売も加わり、さてその展開は如何相成りますでしょうか!?


というわけでまずはDVDのニュースからです。
本日7日(木)付け西日本新聞朝刊の九州全域版に、早速発売の紹介記事が掲載されました。

タテ16.5cm、ヨコ9.5cmの枠囲み、『小梅さん映画DVD化』の見出しに、「『炭坑節』『黒田節』の民謡歌手」との小見出しでDVDを手に持つ大西事務局長の写真入り。
まずは幸先いい2010年のスタートです。

そして、姐さんの祥月命日が今月17日、時の経過ばかりが際立つようにはや18回目を迎えます。
というより、20年にも満たないわずかな過去に姐さんが生きていらっしゃったということの方が、なんとも不思議な感じを抱かせます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。