2009年09月02日
『小梅姐さん』上映会 in 隠岐の島!-上-
(このレポートは、昨秋の東京公開から上映プロデューサーとして参加してくれている川井田浩平君から届けられました。3回にわたって掲載いたします。)
8/21(金) 朝7時。眠い目をこすりながら集合場所羽田空港に着くと、遠目から一際目立つ集団が。そう、民謡歌手小沢千月先生率いる「千月会」、群馬の下田竹雄先生率いる「上州桂会連」です。その数、総勢50名以上!
これから始まる隠岐の島3泊4日の旅にワクワクしているご様子の皆さんを傍目に、僕はといえば、着いてすぐに始まる『小梅姐さん』上映会のことが気になりソワソワする気持ちを抑えきれずにいました。
何しろ心配だったのは天気。
朝の時点で発表された島の天気予報は夜まで雨。降水確率はなんと驚異の80%!
野外上映のため、雨が降ってしまえばほぼ絶望的です。先生の落ち込む姿、皆さんが僕に同情する光景がちらりと脳裏をかすめます。
加えて今回は場所が場所なだけに下見も一切できず、段取りは全て現地の方や千月先生にお任せする他ありませんでした。いったいどんな場所なのか? スクリーンは? 音響は? 人は集まるのか? 心配は募るばかりです。
羽田を出発した飛行機はいったん大阪へ。そこから別の機に乗り継ぎ、隠岐の島へ。
お昼12:30 一行を乗せた飛行機は無事、隠岐の島に着陸しました。
さて、気になる島の天気は・・・ 曇り! 微妙っ!
これから降るのかそれとも晴れるのか。
兎にも角にも、ひとまず今は降っていないということでほっと胸を撫で下ろしました。
潮の香り・爽やかな風に吹かれながら、空港付近の海岸沿いでさっそくお弁当を広げ昼食をとります。
お腹も満たされ、さて出発かなという時です。
はて、ふと聴こえてくる尺八の音色は隠岐の島の代表的な民謡「しげさ節」。演奏しているのは我らが木津竹嶺先生です。すぐに誰かが唄い出し、踊り出す。一人が加わり、また一人。「いいぞー」という掛声。誰かが野次を飛ばす。それに対する気の利いた返し。どっと起きる笑い声。なんとまあ賑やかなこと。船の上、バスの中、路上、宴会場、いつでも始まる唄や踊り、多種多様の芸の数々。まさに芸人集団。まるで旅芸人の一行の中にいるような気分です。
そうこうしているうちに、そろそろ船が出る時間になります。
あっ そういえば天気は?
おっ もしかして。

そうです! 天気はまさしく晴れに向かっていたのです!
見る見るうちに雲はなくなり、澄んだ青空が広がっていきます。
「先生、見て下さい! 晴れてきましたよ!」
「そーかい? 大体雨なんて降るわけないんだよ! わはは!」千月先生が叫びます。
響き渡る皆さんの「ヒューヒュー」という歓声。尺八の音色。本当に奇跡のようでした。
僕らが着く前まで、島は豪雨に見舞われていたとのこと。流石に地元ガイドの方々も驚いている様子でした。
完全にテンションの上がりきった一行を乗せ、ホテルがある島まで船で出発です。


ホテルに入るにはまだ時間が早いため、今度はバスで島内を観光です。
隠岐の島は大きく島前(どうぜん)、島後(どうご)という2つの島に分かれ、僕らが4日間を通して滞在したのは島前です(ちなみに空港は島後)。島前はさらに知夫里島、中ノ島、西ノ島の3島から構成されます。4日間を通して、この3つの島を行ったり来たりしました。
http://www.d2.dion.ne.jp/~okidango/okinosima.htm (隠岐の島の地図)
~つづく~
- by 小梅1
- at 11:40



comments