2009年06月03日
新宮町上映会
30日(土)、福岡県糟屋郡新宮町のそぴあしんぐうで行われた上映会は、決定からわずか一月足らずの準備期間という条件にも関わらず、300人のお客様にご来場いただきました。
主催してくれたHさんの持ち前の行動力、ドライヴ感というかそのスピード、そして何より人徳で、このマイナーの極みともいうべき本作を、ここまで立ち上げてくれました。
また、そぴあしんぐうを運営する財団法人新宮町文化振興財団の、松尾理事長をはじめとする職員スタッフの力強いご支援とご協力がありました。上映環境もほんとにいい形で作り上げて頂きました。
新宮町文化協会や監督山本眸古の出身校である福岡県立新宮高校同窓会の応援がありました。
直接、間接お客様からの声も寄せられました。
・小梅姐さんの唄の度に拍手しようと手が反応していて、最後は私から拍手しようとしたら周りから拍手が起こった。
・気がついたら拍手していた、という感じ。すごく自然に。
・上映後拍手なんて聞いた事もした事もありませんでした。本物は凄いですね。
・夜勤明けにも関わらず、すっかりハマって見ちゃいました。大好きだった患者のおばーちゃんとだぶって、、、おてもやんと炭鉱節が得意なカッコイイおばーちゃんがいたのでした。民謡が心地良く、私もおばちゃんになったのねと感じました。母たちも喜んでました。心のリフレッシュができ、ありがとうございました。
・・・・
諸条件からすれば大成功といっていい上映会となりました。
これで、シネテリエ天神での公開に少しは弾みがつきそうです。
また、戦時中実際に姐さんの慰問を受けたという方が、「懐かしくて」と来場されました。
陸軍航空総軍直轄第52航空師団(師団長:山中繁茂中将)所沢航空教育隊(隊長:毛利敬四郎中佐)所属の少年航空兵。
「恐らく他にもいろんな人たちが慰問に訪れたのでしょうが、はっきりと記憶に残っているのは小梅さんだけです。」と姐さんの慰問の様子を語ってくれました。
覚えている曲は「黒田節」と、小梅さんの唄に合わせて一緒に来ていた女優?が踊った「ジャワのマンゴ売り」、そして最も印象深かったのが「明日はお立ちか」でした。
『明日はお立ちか』(作詞:佐伯孝夫、作曲:佐々木俊一)
(「明日はお立ちかお名残惜しや 大和男児(おのこ)の晴れの旅」と、戦地へ赴く夫を見送る妻の真情を、小唄勝太郎が唄って大ヒットした。)
「~拝む心で送りたや、というところで、舞台から一番遠いところにいる私たち少年兵に向かって小梅さんは手を合わせてくれました。その時の感動は今も忘れません。」
15~16歳の、死と隣り合わせた少年兵に向けての、姐さんの精一杯の真情表現だったのでしょう。それを正面から受け止めて胸を熱くする少年。切ないお話です。
戦争。国民にこんなことをさせてはいけません。少年にこんな思いをさせてはいけません。つくづくと思ったことでした。
- by Felet
- at 10:58



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