2009年03月04日
水巻町上映会へ!
来る8日(日)の上映会場である水巻町中央公民館に、過日、下見を兼ねて訪ねました。
500席の電動式可動イスを備えた素適なホールです。主催者によると、当初は、前部150席を外して350席で考えていたらしいのですが、すでに400枚のチケットが売れ、急遽500席すべてを充てようということになりました。
スクリーンも、それに伴って当初の1.5倍ほどの大きさにしました。大迫力の『小梅姐さん』が観られそうです。
当日のプログラムも確定、2:00pmより中之島流大正琴「琴房会」による「浪花節だよ人生は」で開幕。
「黒田節」「北国の春」と続いてなぜか「史上最大の作戦」なども入り、締めは「炭坑節」まで全8曲。
引き続きワールドワイドに活躍中の“クラシック畑の異邦人”水上裕子さんのピアノコンサート。“芸術性と大衆性”を合わせ持つと評される水上さんの演奏で、曲目は「ツィゴイネルワイゼン」「黒い瞳」「戦場のピアニスト」など。ちなみに水上さんは地元水巻町在住です。
そして3:30pm、いよいよ『小梅姐さん』の登場で大団円を迎えます。何ともぜいたくなプログラムです。
★入場料:1000円(全席自由)●主催:幹・葦の会 お問合わせ:093-201-0635(事務局)
ところで、最初にお訪ねした本年1月、時間の余裕もあったので会場近くの高台に登ってみました。
民俗学者の宮本常一は、初めて訪ねた町や村では必ず高いところに登ってその地域や周囲の山々を見、方向の確認や目に付くものを把握していたそうです。そのひそみに倣ったわけではありませんが、会場から道路一つ隔てたところにある伊豆神社の裏手に見つけた遊歩道が、まるで誘うように整備されていて、それではと時間を見定めつつ登り始めたというわけです。
そこは町の中心部に位置する標高100メートルの小高い山で、山頂には明神ヶ辻山自然公園という、水巻町の街並みはもとより遠賀川流域の風景からはるか彼方の洞海湾までを見渡せる展望公園がありました。そしてボタ山が見えました。
写真1.写真2
水巻町は、石炭産業の盛衰とともにあり、第二次大戦中にはオランダ兵捕虜への強制労働という、忌まわしい歴史も抱えています。
もちろん今では、「オランダの人々との心の交流が育くまれ、行政同士での日蘭中学生交流事業など多岐にわたる友好親善の輪が広がり続け」、「世界の恒久平和を願って『平和都市宣言』を内外に発するまでにな」り、一時衰退した町勢も、「炭坑跡地の再開発と合わせて、積極的に住宅政策を進め、北九州都市圏内のベッドタウンとして発展」(水巻町HPより)しているのだそうです。
炭鉱で働いた経験をお持ちの住民もたくさんいらっしゃるそうです。
筑豊炭田の一角を占め、姐さんの生地川崎町と遠賀川で繋がって川筋気質を共有する水巻町。
ここでも「炭坑節」の大合唱が起こるのでしょうか。楽しみな上映会となりました。
- by Felet
- at 23:03



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