2008年05月04日

沖縄での慰問上映会、報告

沖縄のおじぃ、おばぁに『小梅姐さん』は受け止められるのか。
「黒田節」「炭坑節」「おてもやん」・・・、ヤマトの民謡は、さて。

杞憂でした。
それより何より、うちなんちゅの圧倒的といっていいほどの明るいノリとアプローチ。まったくもって嬉しくなってしまいました。
例えば、元炭鉱夫のおじさんが「炭坑節」の替え歌を際どく唄って頭を下げるシーンに、拍手が起きました。これまで笑い声は起きても拍手は初めてです。あるいは、唄に合わせて胸元で手をこねる仕種が、薄暗がりの中で垣間見えます。カチャーシーの、あのノリです。黒潮に乗って阿波踊りなどに繋がっていくこねり手文化の源流ここにあり、といった風情です。「赤坂小梅」という歌手の存在はあまり知られていなくても、民謡の一々はそれなりにご存知のようで、口ずさんでも頂きました。
そして両会場共に、最後には大きな拍手を頂き、口々によかった、元気をもらった、と労をねぎらってくれました。

『小梅姐さん』は、少なくともこの二つの会場で観ていただいたおじぃおばぁには受け入れて頂きました。
床の間には鎧兜や刀剣ではなく三線が飾られるという芸能と平和の地・沖縄から、すでに伝説の領域に入りつつある民謡歌手、赤坂小梅の記録映画をスタートさせることができるという至福を、私たちは実感しつつあります。さらに本作の上映は、国内で最初の映画館公開となります。何とか実績を残して全国上映への足掛かりにしたいと願っています。多くの沖縄の皆様にご観賞頂く事でこの映画を大きく育てていければと希っています。

いよいよ今月17日(土)より、連日1日1回、11:00からのスタートです。
いうまでも無く、会場は桜坂劇場です。

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