2007年03月29日

製作協力券、配布始まる

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製作協力券(映画鑑賞券)と田川先行上映案内チラシが完成しました。

 27日の実行委員会(写真)では、映画製作の進捗状況の報告・先行上映会の会場経費報告・製作協力券配布先の確認と振り分け・追加協賛金の受付等を行いました。
 製作費は、まだまだ足りず、協力券の販売に掛かっています。
実行委員の井上さんの報告では、赤坂小梅さんをご存じの世代の方には非常に関心を持ってもらえたとのこと。
 協力券は各自治体や後援団体に預けますので こちら でご確認下さい。

 映画のタイトルクレジットにお名前を掲載出来る協賛金は4月10日までです。
お振り込みが可能ですので、ご協力頂けますかたは、至急お願い致します。
振込先は こちら で確認出来ます。

2007年03月18日

記録映画製作へのご賛同とご協力のお願い

 『黒田節』『炭坑節』『おてもやん』『そろばん踊り』・・・。

 その大柄な体格と相まった豪快な性格と、芸者として鍛えた巧みな歌唱力で、大正、昭和を唄一筋に生き、民謡界・歌謡界で一時代を築いた歌手・赤坂小梅さん。
 
 筑豊は田川郡川崎町に生まれ、天性の芸能者としての資質を、芸者という生き方を選択することで開花させ、“川筋女”の心意気をもって『黒田節』『炭坑節』『おてもやん』『そろばん踊り』など、一躍日本を代表する民謡に仕立て上げ、また『小諸馬子唄』『江刺甚句』など全国各地の数多くの民謡を手がけました。

 この映画は、昨年4月20日に迎えた小梅さんの生誕100年を期して、そんな小梅さんの生まれ育った筑豊・川崎町の風土や、芸者修行に明け暮れた北九州にその足跡を訪ね、一方で、残された唄や映像を駆使し、関係者のインタビューなどを交えながら、唄を愛し唄に尽くし、晩年はその唄を通して福祉活動に心を砕いた、文字通り唄一筋の生涯を送った一人の女の生き様を描きます。
 そして、女であり芸者であり歌手であった小梅さんを通して、芸能の世界や戦前戦後の女性の在りようを見つめ、何より、記録としての側面も重視しながら娯楽性にとんだ作品を目指したいと考えています。

 私たちは、この地から“赤坂小梅さん”の映画を立ち上げることに大いなる誇りを感じるとともに、厳粛な思いが沸き起こってくることを禁じえません。
 すばらしい映画とするために大いに論じていきたい、叱咤を交えた提言を頂きたい、と思っています。経験から得られた知恵を授かりたい、行動をお借りしたい、と願っています。それが強いては成果に、そして地域の発展につながると信じています。皆様のお力をお貸し下さい。
そして、ご一緒に映画を作りませんか。

1.賛助金:一口 1万円

2.カンパ:金額の多少に関わらず受け付けています。

郵便振替
  口座番号:01760-5-45884
  口座名義:「赤坂小梅生誕百年記念映画制作上映委員会」

銀行振込
  福岡銀行川崎支店
  口座番号:普通1086321
  口座名義:「赤坂小梅映画製作委員会 代表 中村睦子」

お願い:申し訳ありませんが、払い込み手数料はご負担頂くようお願いいたします。

 

※賛助金を一口以上ご協力頂いた方は、映画のタイトルクレジット等へお名前(個人、企業名)を掲載致します。皆様のご支援をお待ちしております。
受付締め切り:平成19年4月10日

上映スケジュール

 
川崎町
5月12日(土)川崎町青少年ホーム①13:00 ②16:00 ③19:00
   13日(日)同 上①10:00 ②13:00☆③16:00☆
添田町
5月16日(水)添田町オークホール①13:00 ②16:00 ③19:00
大任町
5月22日(火)大任町レインボーホール①13:00 ②16:00 ③19:00
赤 村
5月26日(土)赤村住民センター①13:00 ②16:00 ③19:00
香春町
5月27日(日)香春町町民センター ①10:00 ②13:00 ③16:00
糸田町
5月30日(水)糸田町文化福祉総合会館①13:00 ②16:00 ③19:00
福智町
6月 2日(土)福智町地域交流センター①13:00 ②16:00 ③19:00
田川市
6月 9日(土)田川市青少年文化ホール①13:00 ②16:00 ③19:00
   10日(日)同 上 ①10:00②13:00☆③16:00☆

☆印の回はアトラクションの予定あり。また、各会場でも様々なアトラクションの計画が予定されています。

東京ロケ写真Vol.2

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赤坂小梅ブロマイド写真

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製作協力券 1,000円 発売中!

製作協力券〈1,000円〉発売中!


今春の完成及び5月~6月に予定している先行上映会に向けて、製作協力券(入場券)を発売致しました。本券は、ご購入頂くことによって製作資金につなげ、「観る」ことを事前に約束する人の広がりで、経済的な側面から支援し製作そのものを支えようとするものです。
製作協力券は下記後援団体にてお求め下さい。また販売にご協力出来る方を募集しています。

川崎町、川崎町議会、川崎町教育委員会、川崎町社会福祉協議会、豊前川崎商工会議所、川崎文化連盟、田川市、田川市議会、田川市教育委員会、田川市社会福祉協議会、田川商工会議所、田川文化連盟、田川郡町村会(香春町・添田町・川崎町・糸田町・大任町・福智町・赤村)、田川郡町村議会議長会(同)、中小企業経営者協議会、(社)田川青年会議所、田川歯科医師会、(社)田川法人会

向山食堂

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赤坂小梅の生家、向山食堂(福岡県田川郡川崎町)

東京ロケ写真Vol.1

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先行上映会チラシ

先行上映会のチラシをアップロードしました。
ファイルは、pdf形式で保存されています。画像をクリックしてください。
表示ができない方は AdobeReader をインストールしてください。


tirashiomote.pdf

チラシ表カラー(5.39M)

tirashiura.pdf

チラシ裏カラー(5.21M)


tirashiomotegley.pdf

チラシ表白黒(2.21M)

tirashiuragley.pdf

チラシ裏白黒(0.95M)

九州ロケ写真Vol.2

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九州ロケ写真Vol.1

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向山家の墓 

田川郡川崎町の川崎中学校の裏手に、向山家一族の墓群と共にある。
小梅は、帰郷の際には必ず墓参し香を手向けた。

mukaiyamake_haka.jpg向山家の墓

(右端、左が父権平、中央の小さい墓石が母しなの墓)

mukaiyamagonpei_haka.jpg父権平の墓

(相撲のしこ名である武蔵山権平と刻まれている)

mukaiyamasina_haka.jpg母しなの墓

お問い合せ先

事務局
 〒827-0003福岡県田川郡川崎町川崎2252
 Tel&Fax:0947-72-6382 大西(携帯/090-3600-6200)
 Email:koume-nehsan@mail.goo.ne.jp

北九州事務局(※配給・上映及び作品内容等へのお問合せ)
 Tel/Fax:050-3354-1518 増永(携帯/090-8408-7219)
 Email:koume-nehsan@mail.goo.ne.jp

東京事務局 (グループ現代)
 Tel:03-3341-2863 Fax:03-3341-2874
 川井田(携帯/090-3410-2244)
 Email:koumenesan@gmail.com

実行委員

委員長:中村睦子 事務局長:大西広幸
委員:井上馨 岡本肇 木村知弘 久保誠三郎 笹山銀次郎 重藤哲男 杉本利雄 竹内経子 田端弘志 千葉加代子 冨原茂昭 樋口秀隆 樋口祐介 藤崎秀勝 藤間勧總 増永研一 桃坂豊
<賛助団体> CDR21 風の会 川崎文化連盟 さのよいネット 田川映画愛好会 田川小唄保存会 はすの会 まちおこし21
<特別賛助団体>  エフコープ生活協同組合

スタッフ

監督 山本眸古(ヤマモト ヒコ)

大学卒業後、福岡の映像制作プロダクション㈱ビデオ・ステーション・キューに入社。
15年間在籍したのちドキュメンタリーの制作を志向して退社。現在、フリーディレクター。

2006年の作品
・NHK BShi 「ハイビジョンふるさと発」~有明海に生きるカメラマンの物語~
・TNC特番「武田鉄矢 母にささげるラストバラード」
・TNC日中韓共同制作特番 「家族のカタチ~母の愛~」


プロデューサー 増永研一(マスナガ ケンイチ)

プロデューサーとして、「スーパー・ハイスクール・ギャング」(94佐藤雅道監督)「千年火」(03瀬木直貴監督)の製作に携わり、また、「たからもの」(95内田琢磨監督)「ペイル・ビュー遠い夏」(97吉田喜重監督/未完)「蝉祭りの島」(99横山浩幸監督)「浅田清掃社」(99久野雅之監督)「スパイ・ゾルゲ」(02篠田正浩監督)等の製作に協力。
一方で、地域発映画のすばらしさに触れる映画祭として注目を集めた「しんぐうシネマサミット」のプロデュースなど、数多くの配給上映を手がける。路面電車や街の音、バナナの叩き売り、薩摩琵琶などのCDも自主製作。ドキュメンタリー映画は初挑戦。


プロデューサー 川井田博幸(カワイダ ヒロユキ)

主な映画制作=「NO SURRENDER(ノーサレンダー)~ボクサー飯泉健二」(02永伊智一監督)「HIBAKUSHA(ヒバクシャ)-世界の終わりに」(02鎌仲ひとみ監督)など
主な映画配給=「SAWADA~青森からベトナムへ」「GALLIVANT(ガリバント)」(イギリス映画)「サイゴンからの旅人」「ロイテ~誓い」「ナイフ」(ベトナム映画)「センス・オブ・ワンダー~レイチェル・カーソンの贈りもの」「自然農~川口由一の世界」「光にむかう3つの夜想曲」など。
主なテレビ番組制作=「渋谷センター街のジミーさん」(筑紫哲也NEWS23マンデープラス)「銀河誕生の謎に挑む男~谷口義明」(筑紫哲也NEWS23マンデープラス)など
主なビデオ・DVD制作=「対馬丸事件」「スーパービジョン」(ドラマ)「相手のきもち」(ドラマ)「ピースアーカイブ」など。1954年生まれ。福岡県直方市出身。


撮影 秋葉清功(アキバ セイコウ)

主な作品歴
1992年 「Home 星の家族」35mm劇映画(製作:シネマ1,監督:村上清治)撮影担当 日本インディペンデント映画際入選
1996年 「サワダ」35mmドキュメンタリー(製作:グループ現代,監督:五十嵐匠)撮影チーフ、一部撮影 毎日映画コンクール、JSC賞、日本映画テレビ技術賞受賞
1997年 「映画に出たストリートチルドレン」ドキュメンタリー(製作:グループ現代,監督:新藤朝子)撮影 ATP新人監督賞受賞
1998年 「駅」、「黒い羊」短編映画(製作:米コロンビア大学院映画学科,監督:アーロン・ウルフォーク)撮影担当
2000年 「旅ごころ釣りごころ」シリーズ BS朝日
2005年 「アダン」35mm劇映画(製作:「アダン」を作る会,監督:五十嵐匠)撮影チーフ、一部撮影 シラキュウス国際映画祭審査員特別賞受賞 その他、数多くの劇映画、TV、CM、短編作品に関わる。


撮影:石田尚之
撮影補:大仁田英貴
編集:渡辺幸太郎
作曲・音楽アドバイザー:本條秀太郎
 協力:傳燈樂舎
 録音スタジオ:株式会社 ショウビズスタジオ
VE:服部卓爾/河崎宏一
レコーディングエンジニア:笹森英樹
音効:合田享生/下村芳明
整音:森本桂一郎/鹿児島英代
美術:梅野順一
助監督:由井英/飯島弥生
撮影助手:原幸司/藤田和久
特機:小堤健司
制作経理:雪ユリコ
制作デスク:福澤千文
デザイン:ラ・ファム(佐土嶋文香、小川かおり)
題字:佐土嶋文香
HP制作:木村知弘 
編集助手:前里はるか
制作助手:田中佐穂、山本和子、山本晶子

録音スタジオ:株式会社 東京テレビセンター
技術協力:有限会社 アウトライン、株式会社 ザイジデン、藤田撮影事務所


株式会社グループ現代

◇映画・TVドキュメンタリー番組・ビデオ・展示映像・特殊映像・CD-ROM・DVD製作までをカバーし、今年度創立37周年を迎える経験豊富な総合映像製作会社。

◇「農薬禍」という環境破壊を告発するドキュメンタリー映画の製作で出発、以来、環境をテーマにしたドキュメンタリー映画の製作は主要な活動の一つで、その他、環境庁の依託を受けた日本の野鳥の記録映画シリーズ、TV番組「野生の王国」シリーズ、環境教育ビデオシリーズなど多数あり。

◇故林竹二氏(元宮城教育大学長)や自由の森学園、鳥山敏子さんの授業シリーズなど、教育をテーマとしたドキュメンタリー映画の制作・上映、最近では、子安美知子さんとシュタイナー教育のビデオシリーズも制作・販売。

◇ドキュメンタリー映画「SAWADA~青森からベトナムへ ピュリッツァー賞カメラマン沢田教一の生と死~」(五十嵐匠監督)では、毎日映画コンクール'96年度記録文化映画部門グランプリ、キネマ旬報'96年度文化映画ベストテン第1位、日本映画ペンクラブ選出'96年度ノンテアトリカル部門準グランプリ、日本映画撮影監督協会'96年度JSC賞、日本映画・テレビ技術協会'96年度日本映画技術賞の各賞を受賞。

◇テレビ番組の製作に関しては30年以上の歴史を有し、最近ではNHKのBSスペシャルやドキュメンタリー番組、ETV特集なども制作。また、作品のデジタル化にも対応し、デジタルカメラを駆使した 映像ジャーナリスト番組を提供するなど、多様化するテレビの世界にチャレンジし続けている。

後援

後 援福岡県、川崎町、川崎町議会、川崎町教育委員会、川崎町社会福祉協議会、豊前川崎商工会議所、川崎文化連盟、田川市、田川市議会、田川市教育委員会、田川市社会福祉協議会、田川商工会議所、田川文化連盟、田川郡町村会(香春町・添田町・川崎町・糸田町・大任町・福智町・赤村)、田川郡町村議会議長会(同)、中小企業経営者協議会、(社)田川青年会議所、田川歯科医師会、(社)田川法人会、川崎福岡ライオンズクラブ
特別後援(財)日本民謡協会、(社)日本歌手協会、(有限責任中間法人)日本郷土民謡協会
特別協力コロムビアミュージックエンタテイメント株式会社

小梅姐さんのプロフィール

本名、向山(むかやま)コウメ。
明治39(1906)年4月20日、福岡県田川郡川崎町に、父向山権平、母(旧姓井手口)シナの9人兄姉(三男六女)の末っ子として誕生。40歳という高齢出産の影響もあってか、産後の肥立ちが悪かった母が10月に死去。すぐ上の兄秀吉と共に長姉とせの養女となる。なお、再婚同士であった両親の、この長姉とせは父権平の連れ子であり、長男の松治はシナの連れ子である。

16歳の時に自ら芸者を志し八幡市(現北九州市八幡東区)の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなすという猛勉強で、1年で芸者デビュー、「梅若」を名乗る。稲本の小倉市(現北九州市小倉北区)移転に伴い、同市旭町の検番「旭検」に所属。小倉に梅若あり、と歌のうまさを喧伝される存在に。
昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のために小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められレコードデビュー。
同6年に上京して赤坂に移り、同8年、コロムビアから出した『ほんとにそうなら』(久保田宵二作詞、古賀政男作曲)がヒット。
以来、流行歌、端唄、舞踊小唄、そして上記紹介の3曲のほか『そろばん踊り』『小諸馬子唄』など、多くの民謡を吹き込みヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。また酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった。

 昭和56(1981)年4月、75歳で「感謝引退記念公演」(国立小劇場)。その惜しむ声は芸能界はもとより、政財界、文化人など各界から400人を超す発起人を集め、その存在感をあらためて示すこととなった。
 晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日午後7時24分、心不全で千葉県鴨川市の病院で死去。葬儀・告別式は、終の棲家ともなった館山市の安房自然村内不老山能忍寺で執り行われた。戒名「芸鏡院梅月麗峰大姉」。紫綬褒章、勲四等宝冠賞、第10回日本演歌大賞特別功労賞受賞。享年85歳。

実行委員長挨拶 『先行上映会に向けて』

 小梅姐さん(本名、向山コウメ)の生まれ育ったここ田川の地で、この映画も、小梅さんのゆかりの方々や、川崎町はもとより田川市郡内や全国の多くの皆様のご厚情とご支援によって、もうすぐ産声を上げるところまでたどり着きました。もう少しです。
 5月には、完成したこの映画を全国上映に先駆けて皆様にお届けできると思います。郷土の大先輩でもある赤坂小梅、“小梅姐さん”のその元気いっぱいの唄と人生を、ご一緒に観賞できれば幸甚です。

      赤坂小梅生誕100年記念映画製作上映委員会
                  委員長 中村睦子

企画趣旨

 日本有数の炭鉱地帯であった福岡県筑豊地区の川崎町に生まれ、天性の芸能者としての資質を、芸者という生き方を選択することで開花させ、“川筋女”の心意気をもって一時代を風靡した歌手・赤坂小梅。

 YOSAKOIソーラン祭りのように若い世代を巻き込んで再生する民謡。若手の歌手や演奏者の新しい解釈によって甦る民謡。そして愛好会・同好会やカラオケに至るまで全国津々浦々、民謡はいまだその命脈を保ちエネルギーを迸らせています。
 この、いかにも昔から歌い継がれてきたような民謡も、国内で広く人々が歌いそして聴き始めたのは明治時代以降、それもマスコミの発達と軌を一にしたたかだか100年も満たない頃からです。

 不況が深刻化していく昭和の初め、せめて歌に託して活路を切り開こうと、新体詩の詩人たちと西洋音楽を修めた作曲家たちのコンビで、様々な地方の様々な歌が発掘・制作され、新作の民謡が続々と登場するなど、民謡ブームが巻き起こりました。
 芸者がこのブームを担いました。芸能のプロが、その粋で艶やかな雰囲気と共に、お座敷で鳴らしたその喉を遺憾なく発揮したのです。

 赤坂小梅は、その大柄な体格と相俟った豪快な性格と、芸者として鍛えた巧みな歌唱力で、昭和56(1981)年の引退公演まで第一線で活躍、『炭坑節』『黒田節』『おてもやん』など一躍日本を代表する民謡に仕立て上げ、また全国各地の数多くの民謡を手がけました。

 この映画は、大正、昭和を唄一筋に生き抜いた“うぐいす芸者・赤坂小梅”を、生まれ育った筑豊・川崎町の風土や、芸者修行に明け暮れた北九州にその足跡を訪ね、一方で、残されたウタや映像を駆使し、関係者のインタビューなどを交えながら、唄を愛し唄に尽くした女の生き様を描きます。そして、大衆と共にあった民謡の持つ豊かさを、赤坂小梅の生誕100年を期して、多くの幅広い世代と共に楽しんでもらえる映画を目指します。

赤坂小梅 新民謡&民謡リスト

★赤坂小梅 新民謡&民謡リスト
(発表順 2006.3調べ)
 曲名作詞作曲地域
S.5.11大利根小唄野口雨情 藤井清水利根町
S.6.11別府まっちょる節西条八十中山晋平 
S.6.12大垣音頭野口雨情藤井清水大垣市
S.7.01佐世保小唄野口雨情藤井清水 
S.7.01能代音頭野口雨情中山晋平秋田
S.7.06笠松情緒木曽川節野口雨情藤井清水岐阜
S.7.07九州小唄 藤井清水
S.7.08清水小唄野口雨情、若杉雄三郎藤井清水静岡
S.7.10不知火小唄伊藤隆造清瀬保二 
S.8.01一宮まつり岡積 久早川弥左衛門愛知
S.8.02新調博多西岡水朗大村能章 
S.8.04豊後風景(吉四六さん音頭)大塚一仁高木正雄 
S.8.10静岡音頭若杉雄三郎大村能章 
S.8.10前橋新音頭村山清益森義八郎群馬
S.8.11中京小唄
(愛知新聞当選歌)
古田昂、西条八十補佐々紅華愛知
S.8.12天草ハイヤ節肥前泰隆大村能章 
S.8.12崎陽小唄乳井三郎大村能章長崎
S.9.01一宮まつり
(商工祭の唄)
穂積 久早川弥左衛門愛知
S.9.01奥津温泉小唄光永大祐 佐藤吉五郎岡山
S.9.01北九州小唄阿南哲朗奥平志津雄 
S.9.02岩手音頭高橋掬太郎佐々紅華盛岡市
S.9.02呉音頭佐藤惣之助佐々紅華広島
S.9.02新秋田音頭佐藤惣之助 佐々紅華 
S.9.02津軽音頭竹内俊吉佐々紅華青森
S.9.02ノ-ヘ(農兵)節  静岡
S.9.02福島音頭野村俊夫佐々紅華 
S.9.02北海音頭時雨音羽佐々紅華 
S.9.02宮城音頭高橋掬太郎佐々紅華 
S.9.02山形音頭吉尾薄鳥佐々紅華 
S.9.03樺太音頭時雨音羽佐々紅華 
S.9.03台湾音頭山口充一佐々紅華 
S.9.06新相生節浦山晴美大村能章兵庫
S.9.06新九州音頭中村 暢藤井清水 
S.9.06門司港まつり北川黎子佐々紅華 
S.9.07浅虫音頭高橋掬太郎大村能章青森
S.9.07有馬新調島田芳文大村能章兵庫
S.9.07粟津音頭若杉雄三郎大村能章石川
S.9.07神田祭佐藤惣之助佐々紅華東京
S.9.08加賀小唄若杉雄三郎大村能章石川
S.9.08新函館小唄高橋掬太郎大村能章北海道
S.9.09新伊勢音頭野口雨情藤井清水三重
S.9.10隠岐音頭野津無学佐々紅華島根
S.9.10伊那は時雨て越路詩郎大村能章長野
S.9.11九州よいとこ西岡水朗古関裕而
S.10.01修善寺甚句若杉雄三郎大石進一静岡
S.10.01昭和豪傑節西岡水朗大村能章
S.10.01新木挽節西岡水朗大村能章
S.10.05水の東京 佐藤惣之助大村能章
S.10.08彦山ガラガラぶし野口雨情江口夜詩
S.10.10岩国カランコロン節野口雨情岡村素芳山口
S.10.10宇部ばやし古谷以和大村能章山口
S.11.09八幡小唄 西岡水朗大村能章岐阜
S.12.05浅間の煙 西條八十古関裕而長野
S.15.05薩摩隼人佐藤惣之助佐々紅華
S.18.11壷坂西内西亨西内西亨奈良
S.23.11炭坑節
S.23.?黒田節
S.24.8新長崎音頭西条八十竹岡信幸
S.25.4小倉音頭山田繁雄古賀政男
S.25.5おてもやん
S.25.9野郎やったね
(常磐炭坑節)
和田隆夫服部逸郎いわき市
S.26.3女(おな)よい節西岡水朗 長崎小浜
S.27.1長崎ぶらぶら節
S.28.6小野川音頭 藤山一郎山形
S.30.?のんのこ節 長崎諫早
S.31.7高梁音頭恩徳さかえ古賀政男岡山
S.31.7高梁小唄須藤清作古賀政男岡山
S.31.そろばん踊り
(久留米機織り唄)
石本美由紀

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