カテゴリー別アーカイブ: 小倉節の会

謹賀新年


明けましておめでとうございます。
低気圧の発達で大荒れの予報通りなのか、昨年とは違って北九州の元日は、耳をつんざくような凄まじい未明の雷鳴に始まり、日中は時折りくっきりとした青空が広がり陽は差すものの、夜のうちにうっすらと降り積もっていた家並みの雪を溶かすまでもなく寒風にさらに雪が舞う冷たい一日でした。

小梅姐さん』も完成から今年ですでに8年目に入りました。
昨年は、本條秀太郎さんの「小倉で『小倉節』を!」との思いが結実した「本條秀太郎の会特別公演~『小倉節』によせて」を、ご当地北九州市小倉で開催、この映画が契機となって具体化した私たちにとっては大きな催事でした。

そして、この公演が弾みをつけてくれたかのように、NHK総合テレビが「民謡魂 ふるさとの唄」という番組を北九州市で公開収録し全国放送、姐さんと『小倉節』を大きく取り上げてくれました。なおこの番組はその後、海外在住の日本人や旅行者向けのチャンネルNHKワールドプレミアムでも放送されました。

それが要因かどうかわかりませんが、最近(昨年10月以降)では、ロシア、ドイツ、チェコ、アメリカ、カナダ、ブラジル、インド、インドネシア、シンポール、バングラディッシュ、中国、台湾、韓国(順不同)など海外各地からもアクセス頂くようになりました。相変わらず多く訪れて頂いている国内の方々共々、更新の頻度が鈍くなってしまい申し訳なく思ってはいるのですが、時の経過は薄っぺらな記事ではあってもそれなりに集積、結果としてアーカイブ化され、そうした過去の記事が読まれたりもしているようです。”時間”の重さやその痛み、切なさのようなものを感じてしまいます。

今年は、今のところ大きな予定も新たな動きもなく、そうそう期待もできない現状でますます更新の頻度は鈍ってしまうかもしれませんが、もちろん本サイトは維持し続けます。
映画『小梅姐さん』と赤坂小梅、そして当サイトへのご愛顧を、引き続き今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


 

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「民謡魂 ふるさとの唄」ワールドプレミアム篇


10月26日に放送された民謡魂 ふるさとの唄というNHKの番組、皆さんはご覧になったでしょうか。その日からちょうど一月後の来る11月26日、つまり明日ですが、今度は世界に向けて放送されるのだそうです。NHKワールドプレミアムという、日本語で放送される海外在住の日本人や旅行者向けのチャンネルです。


もとより不明を恥じ入るばかりですが、番組制作者の方から取材協力の要請があるまで当番組のことを知りませんでした。

その取材についても前回触れましたようになかなかご期待に応えられず、申し訳ない思いのまま、公開収録の舞台を観せて頂きました。一方で、「小倉節」が紹介されるというだけではなく、本條秀太郎さんがお見えになることを本條さんの事務所の方から伝えられ、これは「小倉節の会」としても歓待せねばならぬと、内々で盛り上がることにもなりました。

会場は北九州市立八幡市民会館
ここは、丹下健三とも比較された戦後日本を代表する建築家の村野藤吾の設計で、取り壊しか保存かで今まさに話題の渦中にある会館、約1500席という大ホールもほぼ満席、民謡の底力をまざまざと見せ付けるような大盛況でした。

こうして収録の舞台を、そして、後日放送された番組を観せて頂きました。
japanese soulとして民謡を位置付けられている、そのアプローチにまずは共感と共に敬意を表したいと思います。
これまでの番組を観ていないので迂闊には申し上げられませんが、今回の北九州特集で、日本の近代化を支えた地域のウタとして取り上げられていた「八幡小唄」「ゴットン節」そして「小倉節」という選曲に、japanese soulを目される番組の志向が伺えて大変面白く拝見致しました。

特に「チョンコ節」という春歌がルーツではといわれている「ゴットン節」は、まさしく日本のブルーズといってもいいほどで、ユネスコ記憶遺産に登録され舞台にも並べて紹介されていた炭坑記録画の作者である山本作兵衛さんの、かつて聴いた「ゴットン節」はまさしく絶品といってよく、今回披露して頂いた田川市石炭・歴史博物館で炭鉱の歴史を語り伝える原田巌さんのウタも、勝るとも劣らない素晴らしいものでした。
こうした形で”民謡”が再認識されていけば、民謡への関心も再び高まるのではと思った次第です。

私事で恐縮ですが、2001年に発売元として関わった薩摩琵琶正派普門院流師範・後藤幸浩師のCDアルバム『後藤幸浩/弾き語りライブ 琵琶の故郷・九州を奏でる』の取材行脚で、後藤師と一緒に筑豊を巡るなかでこのゴットン節に出会い、「炭坑ブルース/『炭坑節』『ゴットン節』より」としてアルバムに収められたことが思い出されました。

小倉節」も、これまで紹介させて頂いたように間違いなく日本近代の荒ぶる歴史に沿って生まれた一曲といえるのではないでしょうか。こうして全国放送の電波に乗り、さらにはそれが世界を経巡るなどここ最近少しずつ取り上げられはじめました。姐さんの再認識が進むことと合わせて、やはり大変嬉しく思っています。

ところで、公開収録後の一夜、北九州水産物小売団体(協)の理事長、そして全国水産物商業協同組合連合会の副会長まで勤め上げた鮮魚商で小倉節の会会長の前田義則(民謡名:前田基貴)さんが、この日のためにと選りすぐりの海の幸に手ずから包丁を入れた逸品が並ぶ卓を囲んで、本條秀太郎さん、秀五郎さん、鼓友緑美代さん,鼓友緑佳さん、そして高橋キヨ子さんという豪華出演陣の皆様と共に、地元小倉節の会のメンバー入り混じり大いに盛り上がったこと、言うまでもありません。



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民謡魂 ふるさとの唄


まず最初に、このたびの広島市において発生した豪雨土砂災害により、被災された皆様にお見舞い申し上げます。
また、犠牲になられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、一日も早い復旧復興を心よりお祈り申し上げます。

姐さんは、1951(昭和26)年11月、新民謡「広島よいとこ」を出しています。
明るいメロディや賑やかな囃子言葉にもかかわらず、歌詞にはどことなく哀切さも滲みます。あの原爆から6年目の広島の唄です。この年、広島では国体が開かれるなど、復興への槌音と響きあう応援歌として唄われたのでしょう。そして広島は、見事な復興を遂げました。


 広島よいとこ
唄:赤坂小梅 作詞;菊田一夫 作曲:古関裕爾
コロムビア合唱団コロムビアーオーケストラ

春は堤の桜花 
会うて別れる七筋が 
シャン,シャン,シャンときて太田川 
こころ広島のお兄さんだよ 
ヤットコドンときて ドンと踊れ

たまに逢瀬はせかれても 
相生橋ならまた会える 
シャン,シャン,シャンときて橋の上 
粋なあの娘のめぐりあいだよ 
(囃し同じ)
https://www.youtube.com/watch?v=0RV4_vbd5k4

 

 さて、本題です。
民謡魂 ふるさとの唄」という、NHK総合テレビで放送されている番組があります。
来る10月7日(火)北九州市の八幡市民会館で、その公開収録が行われるそうです。
北九州での収録ということもあって、どの程度かわかりませんが「小倉節」が取り上げられるようです。放送は、10月26日(日) 午後4:00〜午後4:44 の予定。
番組の案内は、以下のアドレスからどうぞ。
http://www.nhk.or.jp/minyo/damashii/

番組の制作担当の方から再三取材を受け、その都度精一杯応じさせて頂いたのですが、なにしろ、「小倉節」と姐さんの、特に北九州時代のことなどが主な問合わせ、映画の取材中にはお元気だった方もこの間鬼籍に入られるなど、今やことごとく証言を頂くこと叶わず、時間の壁の最早超え難い現実を実感させられています。

いずれにしろ、何らかの形で「小倉節」が紹介されるようなので楽しみにしているところです。
ちなみに唄の方は、当日ゲストのお一人、本條秀太郎さんの弟子筋でもある高橋キヨ子さんが、本條さん直伝の「小倉節」をご披露されるそうです。
こうしてNHKの全国放送で取り上げられるなど、「小倉節」が少しずつでも浸透していくという様は、ほんとうに嬉しい限りです。

 

 

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本條秀太郎の会特別公演~「小倉節」によせて~ 報告

すっかりご報告が遅れてしまいました。
当日の様子は、読売新聞が紙面とウェブの両方で、写真入で伝えてくれました。
また、NHKもテレビニュース(九州沖縄エリア)で報じてくれました。
そこで、読売新聞の記事(写真を除く)をご紹介せて頂き、取り急ぎ報告とさせて頂きます。

 

  小倉節メーン初企画で披露 赤坂小梅が愛した民謡

 小倉市(現・北九州市)の売れっ子芸者として活躍した民謡歌手、赤坂小梅(1906~92年)が愛した民謡「小倉節」が30日夜、北九州市小倉北区の北九州芸術劇場で開かれた公演で披露された。

 小梅の伴奏を長く務めた三味線演奏家の本條秀太郎さん(68)が披露。三味線を奏でながら、澄んだ歌声が会場に響くと、約500人の観客は、歌詞に出てくる安部山などの情景を思い浮かべながら、聞き入った。

 小倉節は、小倉を代表する民謡をつくりたいとの思いで、小梅が童謡詩人・野口雨情(1882~1945年)と作曲家の藤井清水(きよみ)(1889~1944年)に依頼し、1929年に誕生した。

 民謡界では有名だが、地元での知名度が低かったため、市内の民謡愛好家らで作る「小倉節の会」が小倉節をメーンにした公演を初めて企画した。 (2014年2月1日 読売新聞)

 


今回の公演では、事前の紹介に、読売新聞の夕刊社会面でのトップ記事扱いを皮切りに、毎日、西日本、朝日の順に、各紙がそれぞれチラシや写真などと共に大きく取り上げてくれました。
各紙の見出しのみ、以下紹介致します。

読売新聞1月20日付夕刊社会面
  「小倉節」に光を
  赤坂小梅が強い愛着
  地元有志ら 30日に公演

毎日新聞1月23日付朝刊北九州版
  三味線演奏家・作曲家 本條秀太郎さん特別公演
  「小倉節」によせて~

西日本新聞1月23日付北九州版
  ♪見たか聴いたか小倉の祇園 若衆の太鼓で・・・
  民謡「小倉節」聴いて 30日に魅力紹介公演
  三味線の本條さんら出演

朝日新聞1月28日付
  小梅の「小倉節」地元で聞こうよ
  30日に芸術劇場


どちらかといえば狭い枠の中で捉えられがちだったと思われる民謡の公演が、今回のように市民活動という視点からも注目を集め、「小倉節」という民謡の存在を広く一般の方々に訴えられたことは大きな成果だったと思います。

何よりお客様には、本條さんの至芸と共に、民謡の持つ魅力の一面をご堪能頂けたのではないでしょうか。

公演に当たっては多くの皆様に大変お世話になりました。
この場を借りて厚く深謝の意を表したいと思います。
なお、本公演について、民謡専門誌「みんよう春秋」のお求めに応じて、3月発行号に小文を寄稿させて頂きました。その一文をご紹介させて頂き、ご報告に代えさせて頂きます。

「本條秀太郎の会特別公演~『小倉節』によせて」

 「博多に『正調博多節』があるように、小倉を代表する民謡がほしい・・・。」
 赤坂小梅の強い思いと、その思いを直接託された本條秀太郎さんによるご当地小倉での特別公演が、去る1月30日(木)、小倉の中心地にある北九州芸術劇場にて開催されました。
 ご当地のウタがその地で唄われ公演される、決して珍しいことではありません。しかし、その味わい深い曲調にも関わらず、市民には馴染みの薄いものでした。映画「小梅姐さん」の撮影を機に、本條さんに背中を押される形で始まった小倉公演への道程、紆余曲折を経ての念願叶った公演です。

 すばらしい公演でした。
場面転換を挟んで2時間30分。「小梅姐さんへの供養ができた」と、公演後に呟かれた本條さんの言葉が何よりも示すように、文字通り一回性という実演の醍醐味と共に、本條さんの“思い”が、充分すぎるほどに表現・発露された舞台でした。
 野口雨情、藤井清水、赤坂小梅、そして本條さん。四者四様に交わっていく濃密な縁をベースにした、本條さん渾身の演目構成は、映像や舞踊を交え、第一部を《『連』小倉節を歌い繋ぐ~地元民謡“うたい人”による~》として、小倉節全国大会の歴代優勝者や地元民謡家の歌唱をフィーチャーし、第二部《『点より』小倉節の誕生 赤坂小梅の熱い“おもい”》では、「赤坂小梅愛唱歌   そして歌い継がなくてはならない九州の唄を…」というモチーフのもと、本條さんの唄・三味線を軸に、全編を通した三味線、尺八・笛、鳴物という本條さん選りすぐりの5名の伴奏者とのアンサンブルが、黒を貴重にした舞台に静謐さと透徹した緊張感をもたらしました。
 「小倉節」を巡る一期一会の舞台。その目撃者となった聴衆の大喝采が、何よりも雄弁にその成功を物語っていたように思います。

 

 

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ウェブ上でみる、本條秀太郎さん

公演まで余すところ2日です。
なかなか更新もままならず、情報発信も限られたものになってしまいました。

そこで今回は、本條秀太郎さんその人を少しでも理解して頂くために、いささか姑息な手段でもありますが、ウェブ上で展開されている本條さんに関連する様々な記事を、ピックアップしてご紹介したいと思います。

もちろん、「本條秀太郎」で検索すれば、たとえばYahoo!では約26,000件の情報が並んでいます。ここでは、その中でも特に目を引いたものを、すこしばかり選んでみました。本公演の前に、まずはインターネットの世界から、それぞれに関心のあるページをお楽しみ下さい。


まず、何はさておき公式サイトから

三味線演奏家・作曲家、本條秀太郎のページ
http://www.honjoh.co.jp/ 

そして本條流の公式サイトです。
本條流の公式ページ
http://www.honjoh-ryu.jp/index.html

ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E6%A2%9D%E7%A7%80%E5%A4%AA%E9%83%8E 

以上は、定番ともいえるもの、検索でも上位にランクされているものです。

アーティストインタビュー
http://performingarts.jp/J/art_interview/0901/1.html
インタビュアーの質問が、本條さんの音楽観などを多面的に引き出し、読み応えのある記事になっています。

ちょっと、畑ちがいかも。「本條秀太郎の世界」を聞いて!
http://blogs.yahoo.co.jp/keraban1000/31515440.html
本條さんを知らなかった方が、公演にいっての率直な感想が述べられています。

「一流の世界へ」ようこそ三味線演奏家・本條秀太郎さん 消えゆく民謡を復元、継承して現代にhttp://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131219/dms1312190732005-n1.htm
公式サイトにも紹介されている新聞記事です。

本條秀太郎さん、絹のようにふ~んわりバウムクーヘン
http://www.asahi.com/and_M/living/TKY201307180194.html
朝日新聞の記事です。

いばらき大使としても活躍されています
http://www.city.itako.lg.jp/index.php?code=756 

沼尻真一 本條秀太郎先生と偶然の再会」
http://numajiri.jugem.jp/?eid=671

本條秀太郎 端唄 ~江戸を聞く~|yaplog!(ヤプログ!)byGMO
http://yaplog.jp/honjoh/
端唄の公演録です。

YouTubeでは、その端唄なども聴くことができます。
「本條秀太郎の会 特別公演~『小倉節』によせて~」まとめ

 

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本條秀太郎の会 特別公演 ~「小倉節」によせて~  演目!

 
演目が決定しました。
先にご紹介したご出演者をはじめ、姐さんへのオマージュとして、本條さんの今公演にかける思いが伝わってくるような演目になりました。 
   ※曲目は変更される場合があります。


本條秀太郎の会 特別公演 ~「小倉節」によせて~

小倉節をこよなく愛する地元民謡家と共に

第一部
    『 連 』
 小倉節を歌い繋ぐ ~地元民謡“うたい人”による~ 

 伝えうた

 赤坂小梅の「小倉節

  小倉節      本條秀太郎

  小倉節      山下トキエ

  小倉節      石川リノ

  小倉節      高見春代

  博多節      山本 学

  正調博多節    東ツヤ子

  鉄の都~お小夜狭吾七 前田義則

  八女米搗唄   三味線作曲/本條秀太郎 山下トキエ

  赤村草刈唄   採譜・編曲/本條秀太郎  石川リノ

   志賀島さのさ   作詞・作曲/本條秀太郎   高見春代

   小倉節      丹みどり

 

第二部    『 点より 』

小倉節の誕生 赤坂小梅の熱い“おもい”。 
晩年、小倉節を多くの人に聞いて欲しい。唄って欲しい。
と託されました「小倉節」を“点”に、
「 人の和 」 「 唄の輪 」を繋ぎたいと思います。
赤坂小梅愛唱歌 そして歌い継がなくてはならない九州の唄を・・・・・・。


 《 うた 追い人 》
    坂小梅 野口
情 藤井水 本秀太郎

   
小倉節 VS 俚奏楽 正調博多節(小女郎波枕入り)  舞踊:観月麗宝

  小倉節 VS 久留米そろばん踊り  作詞 石本美由起

  磯原節 VS 俚奏楽 十二橋 作曲 本條秀太郎

  御手洗節  
 

 《 九州北部 福岡の雛哥 》

    福岡県   八女公卿唄(春唄・秋唄) 三味線作曲 本條秀太郎

           中元寺盆踊(松阪・ひよひよ) 三味線作曲 本條秀太郎

          炭坑節

                   俚奏楽 博多端唄 作曲・構成 本條秀太郎

                   そろばん踊りVS 俚奏楽 機織りグラフィティー 繭子 作曲・構成 本條秀太郎

                   八女米搗唄 三味線作曲 本條秀太郎

  大分・福岡県  豊前山唄  作詞・作曲 本條秀太郎

    大分県  久住高原の唄  作詞・作曲 山下彬麿 三味線作曲 本條秀太郎

      佐賀県  佐賀荒踊  編曲 本條秀太郎


 高速度 《 小梅愛唱歌 》

    
福岡県   黒田節

     広島県   はかま踊

     熊本県   田原坂

     長野県   小諸馬子唄

     佐賀県   梅干

     熊本県   おてもやん

  鹿児島県     鹿児島浜節


結び 賛 ~小倉節~



「本條秀太郎の会 特別公演~『小倉節』によせて~」まとめ



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野口雨情×藤井清水×赤坂小梅×本條秀太郎

姐さんの、歌手としての下地を育んだマチ、北九州。
藤井清水が、作曲家としての船出の前に、小倉高等女学校、現小倉西高校の音楽教師として、初めて赴任したマチ。

櫓山荘に遊び、「小倉節」をはじめ「鎮西小唄」「帆柱山の唄」「速戸の芽刈唄」など、この地を題材にいくつもの詞をものにした野口雨情が、たびたび訪れたマチ。

そして、直接、姐さんの“思い”を託された本條秀太郎
   雨情と同郷の水戸茨城の出身であり、その水戸藩下屋敷は、
      小梅村という農村に
置かれ邸と呼ばれていた・・・。
   現在、隅田公園として、都内有数のの名所となって人々に親しまれ、
   その一画には、旧町のよすがを残して大正9年開校の墨田区立小梅小学校がある。

―― 四者四様に交わっていくこの熱い縁のなかで、斯界の第一人者、本條秀太郎のウタが冴えわたる。初春の一夜、この奇しき縁に結ばれた絶妙のクアドラングルが織り成す彩、「小倉節」によせて ――。


本條さん、そして雨情の出身地である旧水戸藩の江戸下屋敷が、小梅と名の付く農村に置かれていたという話は、姐さんとの強い縁を感じるものとして、本條さんより伝えられました。
そこで急遽、当日配布するリーフレット(プログラム)に上記の一文を加え、掲載することにしました。

野口情×藤井水×坂小梅×本秀太郎

不思議な絆に導かれてそれぞれが出会い、いよいよ2014年1月30日、四者四様の粋が、現代を生きる本條さんによって示されようとしています。「小倉節」をキーワードにして。


(追記7月25日)
ところで、この小梅という地について、こんな記述がありました。中原の桜の行く末に影を落とす、北九州公害(「小倉節のこと6」に詳述)の先駆的な姿が、東京の小梅にもあったようなのです。

「・・・時の農相榎本武揚は、始めて鉱毒地を巡視して、その惨状の激甚に驚倒し、更に渡良瀬川の毒水が、利根川に混じて江戸川に氾濫し、東京府に押し寄せて本所深川の両区を浸し、現に本所小梅なる榎本の邸内にも、鉱毒水の浸入したるを実見して、ほとんど狼狽したりしなり。彼はかくて鉱毒問題調査会の設立を発言したりしかど、自らこの難問解決の衝に当たるの力なき事を思ひ、責を引いて遂に辞職したりしにあらずや。」(荒畑寒村『谷中村滅亡史』)

ちなみにこの件に関しての榎本は、ウィキペディアによると、以下のように評価されています。

「農商務大臣時代には、懸案の足尾鉱毒事件について初めて予防工事命令を出し、私的ながら大臣自ら初めて現地視察を行った。また、企業と地元民の間の私的な事件とみなしてきたそれまでの政府の見解を覆し、国が対応すべき公害であるとの立場を明確にして帰京後、大隈重信らにその重要性を説諭、鉱毒調査委員会を設置し、後の抜本的な対策に向けて先鞭をつけ、自身は知らずにいたことに責任をとって引責辞任した。」

ついでながら、この鉱毒事件の影響は今も続いていると、さらにウィキペディア「足尾鉱毒事件」は記しています。

「・・・精錬所は1980年代まで稼働し続け、2011年に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で渡良瀬川下流から基準値を超える鉛が検出されるなど、21世紀となった現在でも影響が残っている。」

なお、『谷中村滅亡史』の解説で、鎌田慧氏は、榎本のこの狼狽ぶりの根拠等について以下のように記しています。

<江戸川の氾濫が政府を恐怖させた。政府と県当局が、谷中村住民にたいして、「脅迫、詐欺、賄賂、略奪、すべての悪政暴虐の限りを演出し、一世の義人田中正造翁をして、『村泥棒入れり』と悲憤の弾劾を絶叫せしめ」たのだった。「渡良瀬川下流の沿岸は、政府の都市中心政策と足尾銅山とのはさみ打ちにあったのである」(森長英三郎『足尾鉱毒事件』下)。しかし、それを悪政暴虐と呼ぶなら、「諫早干拓」の蛮勇や「長良川河口堰建設」の強行は、閨閥に関係のない近代国家でおこなわれたことをなんと呼ぶべきだろうか>と。戦後生まれ変わったはずの国家との間に、<どのようなちがいがあるといえるのか>と。

 「本條秀太郎の会 特別公演~『小倉節』によせて~」まとめ





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祥月命日


1月17日。
姐さんの祥月命日です。

この日は、阪神淡路大震災の発生した日でもあります。
あれから19年、姐さんへの祈りと共に、この震災で被害に遭われた方々への祈りも捧げたいと思います。



本條秀太郎の会 特別公演 ~『小倉節』によせて~

公演日まで、余すところ2週間を切りました。
演目もほぼ固まりつつあり、近日中にはお示しできると思います。
姐さんへのオマージュとして、本條さんの、今公演にかける思いが伝わってくるような演目になりそうです。ご期待下さい。

「本條秀太郎の会 特別公演~『小倉節』によせて~」まとめ


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本條秀太郎の会 特別公演 ~「小倉節」によせて~

 
ご出演の皆様が決定しました!

 

本條秀太郎の会 特別公演 ~「小倉節」によせて~

―― 「小倉節」をこよなく愛する
  
地元民謡家と共に ――

  

唄・三味線 本條秀太郎

―――――――

三味線 本條秀五郎

     本條 秀典

 

鳴 物  鼓友 緑佳

            中村 花誠(熊本)

 

笛・尺八 竹井 誠

―――――――

唄   丹 みどり(福岡)

―――――――

舞 踊  観月 麗宝(福岡)

―――――――

唄   前田 義則(北九州)

      東 ツヤ子(北九州)

      山本   学(北九州)

―――――――

「小倉節」全国大会歴代優勝者

     第3回(平成21年)  山下トキエ(久留米)

第5回(平成23年)  石川 リノ(春日)

 第6回(平成24年)  高見 春代(熊本)

 

「本條秀太郎の会 特別公演~『小倉節』によせて」のまとめ

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謹賀新年


あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

元旦の朝、北九州では穏やかな陽射しが町を包んでいました。冷たい風が吹きすさぶ、どんよりとした寒空が続いたこともあって、久々のこの陽射しは年の改まりを実感させるものでした。山に登らずとも、海に望まずとも、太陽は神々しく耀いています。粛然とした思いに駆られ、何を願うともなく、つい、胸中で手を合わせました。

そうして、ふと、こういうふうに好天に恵まれる元日が、これから先、どれくらい訪れるのだろう、との思いが過ぎりました。午後から曇りがちになり、少し雨が降りました。二日は晴天。日中は透き通るような青空が満天に広がり、黄昏前の陽射しは目も眩むまぶしさでした。その後も穏やかな気象が続いています。

この柔らかな陽射しの下に、311の災禍によって避難を余儀なくされた多くの人たちがいます。あるいは、明日への不安で胸をいっぱいにした人たちがいます。決して大仰にではなく、このクニの行く末を案じてしまいます。

ウタの力が試されようとしています。表現の有意性が問われようとしています。そんな思いを強くする、2014年の幕開けです。

さて、「本條秀太郎の会 特別公演~『小倉節』によせて~」、いよいよ開演が迫ってきました。
本條さんご自身も大変楽しみにされており、高弟の本條秀五郎さん(三味線)をはじめ、尺八、笛、鳴り物、打楽器、さらに舞踊家も加えた当代一流の選りすぐりのメンバーに、小倉節全国大会歴代優勝者三名も加えた出演陣で、一回性という舞台の醍醐味を最大限に表現すべく、鋭意検討を重ねているところです。どうぞご期待ください。

「本條秀太郎の会 特別公演~『小倉節』によせて」のまとめ

 

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本條秀太郎の会特別公演 前売券発売所を追加しました。


共に小倉の街中、老舗のデパートと楽器店。
小倉井筒屋は昭和10(1935)年、松田楽器店は昭和元(1925)年創業。
時代を共有してきたお店です。

小倉井筒屋プレイガイド
北九州市小倉北区船場町1-1
093-522-3111(代表)
営業時間:10:00 – 19:00
http://www.izutsuya.co.jp/storelist/kokura/floorguide/floor.html?flid=nf8

松田楽器店
北九州市小倉北区魚町1-3-1
093-541-1886   (FAX 093-521-8984)
営業時間:10:00 – 20:00
http://www.uomachi.com/shops/etc-shops-2/179/

 

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「雲のうえ」の小梅姐さん


「刻々と変わりゆく北九州市の『いま』を描き出す」
雲のうえ
という北九州市の情報誌があります。<詳細は⇒http://lets-city.jp/seen/kumonoue/

「まちのにぎわいを創出するには、北九州市の『魅力』を市内外の多くの方々に知っていただく必要があります。情報誌『雲のうえ』は、北九州市のにぎわいづくり推進の一環として、刻々と変わり行く北九州市の『いま』を、毎号ひとつのテーマに沿って描き出す新しい情報誌です。
北九州市の『魅力』を広く紹介するとともに、市民の皆さまにも愛される冊子づくりを目指します。」

とのコンセプトのもと、これまで18号が発行され、酒場、市場、工場、島、劇場、娯楽・・・、というふうに、文字通り丸々一冊1テーマで北九州市を紹介、好評を博しているものです。

この最新19号(11月20日発行)のテーマは”、「とどけ、歌。という特集です。
北九州市歌を扉に、合唱組曲北九州、北九州童謡・唱歌かたりべの会、北九州少年合唱隊や同アカデミー少年少女合唱団、「若松ごんぞ歌」から企業のCMソング、音楽関連団体などなど、北九州市の”歌”に関する情報が並んでいます。

その中に、小梅さん、からんころん。~赤坂小梅と小倉節と題して、第1回古本小説大賞受賞者で、これまで芥川賞候補二度の実績を持つ作家の石田千さんが、8ページを費やして姐さんのことを書いてくれています。

からんころん。
文字通り下駄の音が行間から聞こえてきそうな、ノスタルジックな文体の中に姐さんが生きています。旧小倉市史や旧八幡市史はもちろんのこと、北九州市史にも載ることのなかった姐さんが、情報誌とはいえ、しっかりと足跡を残すことになりました。

赤坂小梅」を、北九州市の<歌>のシーンに選んで頂いた関係者の皆様に、そして石田千さんと編集スタッフの皆様に、この場を借りて厚くお礼を申し上げます。

そして小倉節です。

 思い出したら、またおいで。
 永遠の美声に、またひとが集う。

石田千さんの、「本條秀太郎の会特別公演~『小倉節』によせて~」へのエールです。


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本條秀太郎の会特別公演~「小倉節」によせて~ 前売券発売開始!


前売券の発売を始めました。
4000円(当日4500円/全席自由)

お求めは、
北九州芸術劇場プレイガイド(リバーウォーク北九州5階)
北九州市小倉北区室町1丁目1-1-11
<アクセスマップ>
http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/access/index.html

小倉井筒屋プレイガイド
北九州市小倉北区船場町1-1
093-522-3111(代表)
営業時間:10:00 – 19:00
http://www.izutsuya.co.jp/storelist/kokura/floorguide/floor.html?flid=nf8

松田楽器店
北九州市小倉北区魚町1-3-1
093-541-1886   (FAX 093-521-8984)
営業時間:10:00 – 20:00
http://www.uomachi.com/shops/etc-shops-2/179/

 また、ご予約・お申込みは~
振込みの場合、郵便局備え付けの払込取扱票に下記の口座番号ほか、ご希望のチケット枚数、住所・氏名・電話番号などをご記入のうえ、窓口へお出し下さい。
郵便払込口座 01710-8-73330 加入者名 小倉節の会

チラシも完成しました!  <左:表 右:裏>

「小倉節」によせて表1

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「小倉節」によせて裏2


※チラシは以下からダウンロードできます。

小倉節チラシ表pdf

小倉節チラシ裏pdf


本條秀太郎の会 特別公演~『小倉節』によせて~
期 日:2014(平成26)年1月30日(木)
時 間:開場/18:30 開演/19:00
会 場:北九州芸術劇場・中劇場
お問合せ/小倉節の会  Tel&Fax:050‐3354‐1518(IP)090-8408-7219 
E-mail:kokurabushi@gmail.com

 

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